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LM3886 ICアンプ

広電源電圧範囲20V〜94V)、各種保護機能付、高出力、と三拍子そろった自作アンプの定番ICともいえるナショナルセミコンダクターの「LM3886」。web上には作例も多く、音質の評判も上々です。
この基板キットは株式会社ユウ電子(417components)のもので、特徴はジャンパーを差し替えることでダンピングファクターを三段階(強・中・弱)に変化させられること。そして、無改造でBTL接続に対応するとのことです。

音質は一言で言うと「燻し銀」のような音。
派手さはないが重厚でしかも繊細さもある、落ちついた音です。たぶん全てのジャンルの音楽を無難に熟すことでしょう。
再生機器すべてに言えることですが、特にこのアンプは十分な(2時間位は)暖気運転が必要だと感じます。各パーツの温度が上昇安定してくると、真の実力を発揮するようです。滑らかさとパワフルなエネルギー感が増してきます。

電源トランスはTRIOのKA-5002というアンプから外したもので、二次側出力がAC23V×2。整流平滑後は±32Vで「LM3886」にぴったりです。平滑用コンデンサーはELNAの56V12000μF。
このトランスのレトロな雰囲気を活かそうとシャーシはLEADの管球アンプ用MK-300を使用。基板部もカバーで覆い、一見怪しい管球アンプ風?の外観。
放熱器が小さめに感じたので熱対策として小型ファンを取り付けました。ファンの電源はサービスコンセントの上にあるDCジャックから、必要に応じてACアダプターで供給する方式に。
実際の使用では夏場でも放熱器がほんのり熱くなる程度なのでファンは必要ないようです。しかしデザイン的に面白いので付けたままにしてあります。*(武骨なデザインです)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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