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TDA2009 ICアンプ

EKJAPAN(エレキット)の「PU-2102R」という商品で、STmicro社のIC「TDA2009」を使った完成基板のアンプです。
2007年に¥2,000円位?で購入しました。

外付けの外部電源を使用するつもりなので、ケースは出来るだけ小さい物 をと、LEADのPL-4(W80×H55×D120)を使用。

放熱効果を上げるために付属の放熱器をケースにM3ネジで密着固定しています。
平滑用コンデンサーは4本で100円の特価品の50V3300μF×2本をケース内に搭載しました。
基板上の部品は何も弄らずノーマルのままです。
音質は明るく爽やかで綺麗です。低音も軟らか目ですが不満は感じません。
完成基板で¥2,000円ちょっとですからコストパフォーマンスの優れたアンプだと思います。

このアンプにテストで使用した電源の写真です。
TDA2009
の絶対電圧は28Vで、基板に使用されているコンデンサーの耐圧は35V用なので電源電圧は28Vまでなら使用可能です。
ICのデーター表によれば24V時4Ωで12.5W、8Ωで7W。18V時4Ωで7W、8Ωで4Wの出力となっています。
一番左が30VAのトランスを使った自作の非安定化電源で無負荷時出力電圧DC21V。左から二番目がトランス式のACアダプターで無負荷時出力電圧DC13V。左から三番目もトランス式のACアダプターで無負荷時出力電圧DC19V。一番右側はスイッチング式のACアダプターでDC24V2.5Aです。

テストの結果は容量の大きい自作のトランス電源が一番です。
音楽に豊かさを感じます。トランス式ACアダプターは容量が小さいので少し音量を上げると歪んでしまいます。スイッチング式ACアダプターは24V2.5Aなのでパワーは出ますが、トランス式と比べると滑らかさに欠ける感じです。
この様なスモールアンプでも電源による音の違いは明らかです。

このアンプ大変気に入りました。
更なるパワーアップを目指してRS社のトロイダルトランス(50VA二次側AC18V)と基板「PU-2102R」を再度購入してしまいました。今度は少し見栄えの良いケースに電源も同居させようと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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